五日市鉄道の廃線跡を訪ねて



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  往時の地図

当時の地図については、廃線・五日市鉄道軌道跡のホームページが参考になります。

地図から見えてくることは、五日市鉄道の線路は、便利さを考えて人家の近くに、
しかし煙や火の粉の害を考えて、人家から少し離して敷かれたことが分かります。

 

  五日市鉄道関連の歴史

JR東日本八王子支社のホームページを参考にしました。
 
1894年(明治27年)
11月19日 青梅鉄道 立川〜青梅間開通
拝島・福生・羽村・小作の4駅も開設。
(西立川・東中神・中神・昭島・牛浜・福生・河辺・東青梅の8駅は後の開設。)
青梅から織物や石材、木材、日向和田から石灰石の運搬を主目的にしていました。 1日6往復運転していました。

1908年(明治41年)
2月18日 青梅鉄道 線路幅を762mmから1067mm(現行の線路幅)に変更。
5月16日 青梅鉄道 中神駅開設。

1923年(大正12年)
4月25日 青梅鉄道全線(立川〜二俣尾間)で電化。
青梅線の奥多摩(当時は氷川)〜立川間全線が営業開始(電化開通)したのは、1944年(昭和19年)7月1日のことでした。

1925年(大正14年)
4月21日 五日市鉄道(通称「五鉄」と呼ばれる) 拝島〜五日市(現在の武蔵五日市)間開通。
東秋留 ・西秋留(現在の秋川) ・ 増戸(現在の武蔵増戸) の3駅も開設しました。
(熊川・武蔵引田の2駅は後の開設。)

 
6月6日 青梅鉄道と五日市鉄道との連絡運輸を開始。
9月20日 五日市鉄道 武蔵五日市〜武蔵岩井間開通。
現在は廃線になっているが武蔵岩井から石灰石を運び出すため。

1929年(昭和4年)
5月4日 青梅鉄道 社名を青梅電気鉄道株式会社と改称しました。

1930年(昭和5年)
4月4日 五日市鉄道 病院前駅(現在の武蔵引田駅)開設。
7月13日
五日市鉄道 立川〜拝島間開通 ― ― ― ―
青梅鉄道とは別の線路を敷設しましたが、後に休止されました。
このホームページで紹介している路線です。
 
当時、青梅線の拝島〜立川間には中神1駅でしたが、
五日市鉄道では集落近くに8駅ありました。
 
7月16日 青梅電気鉄道 西立川駅開設。

1931年(昭和6年)
5月28日 五日市鉄道 熊川駅開設。
12月8日 五日市鉄道 武蔵田中〜拝島玉川(多摩川)間開通。
(貨物運輸専用のためこのホームページでは割愛しています。)

1938年(昭和13年)
12月25日 青梅電気鉄道 昭和前駅(現在の昭島駅)開設。

1941年(昭和16年)
2月28日 五日市鉄道 南武鉄道に合併。

1942年(昭和17年)
7月1日 青梅電気鉄道 東中神駅開設。

1944年(昭和19年)
4月1日 青梅電気鉄道及び南武鉄道を国有化。
青梅線 立川〜中神間複線開通。
10月10日 五日市線 立川〜拝島間、南拝島〜拝島多摩川間の運輸営業休止。
当時の拝島・立川間の青梅線と五日市線を比較すると、青梅線は電車が走り一部が複線化されていたのに対し、五日市線はガソリンカーや蒸気機関車が走り単線であった。しかも五日市線の方が路線が長かった等により、五日市線の方が運輸営業休止になったと思われます。


1946年(昭和21年)
5月15日 青梅線 中神〜拝島間複線開通。
これで 青梅線 立川〜拝島間は複線開通になりました。

1949年(昭和24年)
6月1日 日本国有鉄道発足。

1957年(昭和32年)
5月19日 五日市線 全線気動車化を実施。

1961年(昭和36年)
4月17日 五日市線 拝島〜武蔵岩井間で電気運転を開始(五日市線全線で電化)。  それは青梅線の電化から38年後のことでした。
 
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